社員インタビューInterview

事務長/河本 佳世子

2009年中途入社

河本 佳世子

事務長

入社のきっかけは何ですか?

様々な仕事を経験する中で、ものづくりより人と関わる仕事がしたいと思い、福祉用具レンタル会社に就職しました。仕事をする中で、直接相談支援の業務をしたいと考えるようになりました。当時、相談支援に対して公的にお金がもらえるのがケアマネージャーくらいだということがわかり、勉強して資格を取りました。2009年に別法人でケアマネージャーの仕事をスタート。でも、十分な教育体制もなく一人で奮闘することになりました。担当地区が愛川町だったことから愛伸会との関わりができ、愛伸会でケアマネージャーが募集されていると知りました。愛伸会の方がお給料がよかったこと、他にも二人のケアマネージャーがいて相談できる体制があったこと、当時の上司にも「興味があるなら紹介するよ」と言ってもらったこともあり、転職しました。

事務長に就任した経緯はどのようなものでしたか?

前事務長の急な引退があり、現理事長から「事務長になってほしい」とオファーがありました。おそらくは介護保険などの制度に関する知識、主観で動かず根拠に基づいて考えること、今までの多様な会社・業種の経験というところを評価していただいたのかなと思います。
ケアマネージャーとして、利用者さんに事業所を紹介する立場だった頃から、愛伸会の人たちがみんな一生懸命働いているのを見てきました。口ではなんだかんだ言いつつ、誰かがやらなければならないならば、自分達にできることがあるならば精いっぱいやろうというマインドが好きだったんです。
この組織を守りたい、このマインドを大事に残したいと思い、事務長に就任することを決意しました。

今めざしていることは何ですか?

「自分たちで考えたことを着実にやる」という組織づくりをめざしています。上から言われたことを着実にこなすだけではなく、自分たちで「今必要なことは何か」を考えて、実行する力をのばしたいと考えています。
2023年、法人としてのキャリアパスを新しく作成・提案しました。自分がのばしたい専門性・強みに特化して、ステップアップできる環境をつくっていっているところです。介護業界は、3~5年もすれば政府の方針で制度が変わっていきます。世の中の変化に対応できる、プロフェッショナル集団になり、さらに地域に貢献できる法人でありたいと考えています。

求職者の方にメッセージをお願いします。

あなたは、「介護」と聞いてどんな仕事をイメージしますか?排泄・食事・入浴をしている姿をイメージされがちだと思いますが、介護スタッフは単にそれらの作業をするためにいるわけではありません。私は、介護という仕事は、利用者さんの生活に彩りをあたえ、人生を豊かにするために存在していると考えています。そのために、考えて、想像して、演出して組み立てる、クリエイティブな仕事なんです。利用者さんは一人ひとり違うし、スタッフも一人ひとり違う。誰一人として同じ人間はいない中で、人と人が出会って関わり合うことで、色んなことができる楽しさにあふれています。愛伸会に入職される方には、ぜひ、その楽しさを味わってほしいなと思います。

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