社員インタビューInterview

医務室/看護主任/浜田 豊子

2011年中途入社

浜田 豊子

医務室/看護主任

入社のきっかけは何ですか?

前の病院では、正社員は夜勤がありました。子供が3人いるんですが、当時は義母も半介護状態だったことも重なり、子供一人ひとりと接する時間が取れないことが悩みでした。仕事と育児と介護に追われる中、子供たちの心や行動にもよくない変化が出てくるようになりました。
「子供たちともっとしっかり向き合いたい」という想いで、転職を決意。夜勤のない看護職の仕事を探していたときに、ハローワークで愛伸会の求人に応募したのがきっかけです。

1日の流れを教えてください

09:00 出勤、情報確認、服薬準備
    排便チェック、バイタルチェック、各種処置
09:45 ミーティング(介護職との情報共有・業務調整)
10:00 ショートステイの対応、服薬準備(利用者さんが飲める状態に)
    翌日分の服薬準備・Wチェック
12:00 お昼休憩
13:00 入浴処置の準備(軟膏・創傷処置・爪切り)
    新しく入所された方の全身チェック(皮膚の状態、けがの有無など)
16:00 排便チェック、各種処置
17:00 介護職への申し送り、服薬準備、配薬・服薬介助
18:00 翌日分の服薬準備・Wチェック、事務作業
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
上記のスケジュールで動きながら、容体急変があった場合の対応も行います。また、毎週水曜日午後は嘱託医往診、金曜日午前は歯科医往診、毎月第1週・第3週金曜日は精神科医往診で、専門的な診察をしてもらいます。

このお仕事の大変なところはなんですか?

私は介護施設での勤務は愛伸会が初めてだったので、最初は土日や年末年始などの嘱託医の時間外のときの判断が大変に感じました。即対応したほうがいいのか、様子を見てもいいのか…わからないときは先輩スタッフに聞いて、緊急度の判断をしていました。
容体急変時は、病院への連絡、ご家族への連絡、搬送時にもっていくもののチェックなど、複数のタスクを優先順位をつけてスピーディに行うことが求められます。
だんだん経験をつみ、場数を踏むことで徐々に自分でも判断ができるようになりました。

このお仕事のやりがいは何ですか?

介護施設での看護の特徴は、「看取り」があることです。とあるご家族は、利用者さんが高齢だったこともあり、最期の期間を病院で過ごすか、この施設で過ごすか迷っていらっしゃいました。病院に移る場合は心電図や点滴など、何らかの処置をする必要があること、施設であれば、本来の自然な形で最期を迎えることができることをお伝えしたところ、施設で過ごされることにされました。結果的にその利用者さんは老衰で、眠るように息を引き取られました。そのときご家族から、「きれいな姿で最期を迎えることができて、本当に良かった」とおっしゃっていただけました。
看取りの後に、ご家族に施設でのご様子をお話しすると、「そんな風に皆さんにかわいがっていただいたんですね」など、安心されることもあります。よく「終の棲家」とも言われるように、より納得できる形で最期の時間を過ごしていただき、その人の人生を見届ける、特別な仕事だと思います。

求職者さんへのメッセージをお願いします。

愛伸会は私たち自身がより働きやすいよう、変化しています。過去はオンコールありで、当番の日は仕事をしていない時間も状況が気になっていましたが、2023年11月からは外部委託に。プライベートの時間をしっかり確保でき、よりリラックスして過ごせるようになりました。また、月の希望休の上限がなく、スタッフ同士で調整しているので、子育てをしている方にとっては働きやすい環境かと思います。高齢者の方との関わりが好きな方、自分の時間や家事・育児と両立した働きたい方は、ぜひ一緒に働きましょう!

SNSでシェア

看護師・准看護師・看護助手に関連する求人票を見る
このエントリーをはてなブックマークに追加